こんにちは。今月ブログ担当の河野です。
早いもので、今年も残すところあとわずかとなりました。この時期は多くの方が一年を振り返り、ご自身の業務や学びを整理されるのではないでしょうか。
今回は、私がリリーブで経験した「セルフラーニング」研修を通し、技術的な壁を乗り越えた体験と、そこから得た「人との繋がりの大切さ」についての気づきをお話ししたいと思います🙌
リリーブでは、社員の自己解決能力と実践力を磨くため、セルフラーニング形式の研修を採用しています。
教材やWebを活用しながら、自分で考え、答えを導き出す力を養うことを目的としています。 入社後は基本的なオフィスツール操作、プログラミング言語、プロジェクト管理などを習得します。誰かに頼るのではなく、自分で調べ、一人で解決する能力が現場では必要不可欠です💪
私はこのセルフラーニングを利用し、基本的なスキルを学び終えた後、次の挑戦として業務の自動化を担うプログラミングスキル(VBA)を学ぶ機会がありました。
その道のりは想像以上に困難でした。参考書を読み進め、理解できたと思ったのも束の間、実際にコードを組むと上手く動かない。原因を調べても調べても、解決の糸口が見つからない。まさに「自分で考え、調べ」ても答えが出ないという、孤独な葛藤と悩み苦しむ時間でした。
そんな中、コードの整理と役割分担のために用いたのが「Callステートメント」です🪄
これを使い処理を切り分けてみたところ、まるで魔法にかかったかのように、一気にプログラムがスムーズに動くようになったのです。
この体験は、私にとって技術的な大きな突破口を開いた以上の意味を持ちました。複雑なシステムをスムーズに進めるには、すべてを一つにせず、役割を切り離し、お互いを連携させることがいかに大切かを教えてくれたのです。
「すべてを自分で抱え込まなくていい」という、構造的な論理的思考を育むための良い時間でした。

私にとってCallステートメントは、悩んで机に突っ伏した私の肩を叩き、「次は、こっちの道だよ」と、さり気ない呼びかけをしてくれた優しい先輩のような存在です。
技術的な学びや自己解決能力の重要性を身につけると共に、「問題を一旦切り離し、構造化することで、全体をスムーズに進める」という、チームでの業務や組織運営にも通じる大切な要素を思い出しました。
今度は私が成長し、誰かの「Callステートメント」となり、そっと肩を叩き道を示せる人になりたいと思っています。
皆様にとって、暗闇の中で肩を叩き、優しく道を教えてくれるような存在は誰でしたか?
この年末、ふと振り返ってみてはいかがでしょうか。
年の瀬を迎えましたが、皆様にとって新たな学びや気づきを得る良い年末となりますように。
来年もどうぞよろしくお願いいたします🌟